メタボ改善には皮下脂肪と内臓脂肪を落とす
メタボ健診が平成20年度から始まりました。しかし、その目的や仕組みが人々にきちんと理解されないままスタートしてしまったようで、「メタボだと保険料が高くなる」という噂に、さまざまなものが値上がりしているなか、保険料まで上がっては家計の圧迫になる…と慌ててダイエットに取り組んでいる人が多いそうです。
確かに、肥満体質の人は、保険料云々よりも、自分の健康のためにダイエットを始めた方がよいでしょう。ダイエットと言っても、メタボを改善するには内臓脂肪を落とす必要があります。
内臓脂肪はリンゴ型肥満の人に多く、付きやすい反面、落としやすい脂肪でもあり、食事を和食中心にしたり、軽い運動を続けることで、確実に減らすことができます。このリンゴ型肥満は男性に多いとされています。
女性に多い洋ナシ型肥満の人には、内臓脂肪ではなく皮下脂肪が多くついており、内臓脂肪に比べ、落としにくいと言われています。エステでは、お尻や太ももについたでこぼこした皮下脂肪をセルライトと呼び、マッサージで解消しようとしていますが、皮下脂肪はもんだりマッサージをしても、ほとんど変化しないものだと言われています。
血行がよくなり一時的にむくみがとれてスッキリ見えることはあるそうですが、皮下脂肪がなくなったわけではないそうです。たとえ食事療法や運動療法をおこなっても、皮下脂肪がたまる皮膚の下には、毛細血管がわずかにある程度なので、効果が出にくい場所なのです。
だからと言って皮下脂肪のついている洋ナシ型肥満の人は「私の脂肪は落ちにくいんだ…」とがっかりして、何もしないのはよくありません。生活習慣病の予防のために、軽い運動や正しい食生活を行うようにしていきましょう。
ちなみに、「保険料が上がる」と噂されているのは、5年間のうちにメタボ健診の受診率やメタボ患者の改善が見られない場合に、その保険組合に金銭的なペナルティーが科せられることになっているからではないでしょうか。【メタボ=保険料が上がる】ということはありませんので、その点は安心して良いでしょう。
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